卒研MTG⑤

今回は就職活動などで欠席が多く、発表者も少なかったのですが、皆どのような作品にするかが定まってきたという印象を受けました。

 

まずは私、竹淵から。

私は、何か生き物(っぽい)ものをつくるというところからスタートしましたが、研究のリサーチをするなかで、自分は、生物の進化=生物の形態の変化とは、環境が違ったら人間の形態はどうなっていたか・これからどうなるのかということに興味があると気がつきました。そこで考えついたテーマが”ある選択が後に大きな影響を及ぼすことについて”です。最終的にはもっと簡潔な言葉にできればと思いますが、ようやくしっくるとくるテーマが見つかったと思います。

 

次は高木さん。

音楽との付き合い方についてのアンケートの結果報告とその考察、それをふまえたうえで具体的にどんなものを作るか、という報告でした。ユーザーが、音楽に様々な情報を付加できるようなwebサービス、もしくはアプリケーションを考えているそうです。ゼミ生からも、曲とその曲の出てきた漫画や本、映画を関連づけられる機能はどうかという意見が出されました。高木さんの発表では、他のゼミ生の音楽の趣味や聴き方なども知ることができるので毎回面白いです。

 

最後は山下さんでした。

山下さんの作品は一人芝居です。演劇が生のものであるということを活かすためにも、そこにメディアアートを組み込んで、観客参加型の作品にする予定だそうです。物語のモチーフは”影”。プリントから引用しますが、”影”とは、人の意識のなかでは存在できなかった、その人が容認しがたい心理的な内容のことを指します。山下さんは、その”影”がふと現れるときこそが、人間味の溢れる劇的な瞬間なのではないかと考えているそうです。また、観客が共感できるような芝居にしたいとのことでした。次回はプロット案を持ってくるそうなので、今からとても楽しみです。

 

テーマやアイディアが深まってくるにつれ、焦りも感じはじめましたが、自分の納得のいく研究にできるよう、計画的に進めて行きたいです。

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今回の様子。

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