宇宙食堂の人気メニューとは?(前半)

はじめまして、フタツキです。

この度、新しくMoonWalkersの副ゼミ長になりました。食べることが好きです。宜しくお願いします。今回は僕のミスで4/19日にあったゼミのブログの更新が大幅に遅くなってしまいました、申し訳ないです。これから、しっかりと更新していきたいと思います。副ゼミ長がこんなことでどうする!といった感じです。僕はヘマをしましたが、この日のゼミのみんなは非常に優秀でしたので、ここで紹介したいと思います。

 

この日は私たち新3回生に課せられた春休み課題「宇宙食堂の人気メニューとは」についての発表会でした。もし、宇宙の星々からたくさんの宇宙人が集まる宇宙食堂というものがあったなら、そこの人気メニューはどんなものだろう、と想像(または妄想)しながらアイデアを起こし、発表するという課題です。望月先生曰く、「面白いと思うものはもちろんいいけれど、まずは、ナルホドと思えるものを」とのこと。いやはや、初回から面白いけれど難しい課題です。想像力と説明力、そして意外と論理的思考が必要になる課題です。この課題で大切なのは、いかに頭の中で宇宙や宇宙人というものを組み立て、その関係性から人気の出そうなメニューを予測し導き出せるかということ。さあ、みんなはどんなものを発表していたのでしょうか。発表の一部と僕の個人的な感想をお伝えします。

 

はじめに紹介したいのはコユキさん。彼女の発表で面白かったのは、地球に働く適度な重力はとてもありがたいことであり、他の宇宙人は重力を感じられずにふわふわと浮いて生活しているという、かなり現実的な想像をしていたことでした。未来の宇宙人も地に足をつけたいというのです。その結果考えたのは「G丼」というメニュー。Gravity丼の略らしいです。これは未来のテクノロジーで「物質化された重力」をご飯にかけていただくというなんともSFチックな代物です。このG丼をいただくと体の中でその物質が作用し重力がはたらくというのです。これでふわふわ浮いていた宇宙人も重力を得て、地に足がつけられるということで、めでたしめでたしです。ただ気を付けなければならないのはGを摂取しすぎると重力もはたらきすぎて気分も沈んでしまうということです。気をつけましょう。ちなみに彼女はG丼を実際に作って持ってきていましたが、見た目はあまり美味しくなさそうでした。人気メニューなのかどうかは、怪しいところです笑

美味しそうとは口が裂けても言えない

G丼本体。美味しそうとは口が裂けても言えない。彼女曰く「顔出しはNG」。プロである。

 

さて、続いて紹介したいのは勉強会担当になったかなみちゃんです。彼女は自ら想像した宇宙の物語を絵本にして持ってきてくれました。「少し」絵が苦手な彼女が持ってきてくれた絵本はロマンたっぷり。いい意味で子どもっぽい彼女の特徴が出ていました。絵本の中では、ひとりぼっちの少年が宇宙食堂と出会い、美味しい食べ物をいっぱい味わいます。しかし最後のデザートが完成しない、とデザート職人の宇宙人が泣き言を言って涙を流して言うのです。そこで少年は考え、泣き言を言って涙を流していたその宇宙人の涙をデザートのゼリーに入れます。するとゼリーがめちゃくちゃ美味しくなるという寸法です。ここで終わればただのお話ですが、彼女はそのゼリーを実際に持ってきていました!とても綺麗なゼリーで、ゼミ生みんなの分を持ってきてくれたのでゼミ後にみんなで美味しくいただきました。宇宙食堂は様々な人(宇宙人も含)の前に現れては、とても美味しいメニューを振舞っているのでしょう。なんかもう人気メニューがどうのこうの、という話から脱線している気がしないでもないですがいい話だったので気をとりなおして次に行きます。

 

絵本とゼリー。彼女らしい独特なタッチの絵がまさに「画伯」である。ゼリーは綺麗で美味しかった。

絵本とゼリー。彼女らしい独特なタッチの絵がまさに「画伯」である。ゼリーは綺麗で美味しかった。

ゼリーに「涙」を入れるかなみちゃん。ラボでクッキングという特異な要望を、心の広い望月先生が許可してくださった。

ゼリーに「涙」を入れるかなみちゃん。ラボでクッキングという特異な要望を、心の広い望月先生が許可してくださった。

 

最後に紹介したいのは同じく勉強会担当になったせいやくん。彼は非常に論理的なアプローチをしてくれていて、「課題に沿っている」という点で僕のお気に入りでした。彼はまず宇宙人というものを想像ではなく文献などの情報から定義していました。その結果、摂取と排泄のメカニズムは人間とほぼ同じなのでは、と推論を進めていきます。さらに言語の差によって「食堂内でのコミュニケーション」が難しく、文化の差により「それぞれの星の人が欲している食べ物」はかなり違ってくると判断した彼は、栄養を最低限摂取でき、コミュニケーションがあまり必要のない食べ物を提案しました。それは地球で言うところの、自販機で売っているカロリーメイトだそうです。なるほど。とても論理的です。でももしできるなら、僕は宇宙人ともコミュニケーションできたらなあ、なんて妄想してしまうのです。実際にいろいろな味のカロリーメイトを自作し持ってきたせいやさん。もちろん、後でみんなで美味しくいただきました。

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カロリーメイトにその星で馴染みのある味をつけるというアイデアを実現したもの。カレー、ハンバーグ、ラーメンなど、まるでご当地キャラメルのような味のチョイスである。食べてみたが意外といけた。

 

以上が紹介でした。人によって様々なアイデアが集まって面白いですね。僕はまだ発表していませんが、自分の発表もどんな評価がもらえるのかとても楽しみです。

 

最後にこの課題について、僕はとてもメディアアートというものの的を射た課題だと感じました。僕たちがメディアアートを作る上で、想像力だけではダメだということがよくわかったからです。メディアアートに関わらず、ものづくりは、「こんなものがあったらいいかもしれない」という極めてシンプルな動機でスタートするわけですがそこには想像だけではなく、なぜそれが必要なのか、どう役立つのか、なぜ面白いのか、ということを論理的に考えるプロセスが必ず必要になります。「なんかいいよね」じゃ十分でないということです。この課題を通して、新ゼミ生みんながそのことを実感できたのではないかと思います。これからの活動で、どのようなものが生まれていくのかとても楽しみですね。

 

 

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