こんにちは!夏の暑さが続いたり雨が続いたりしていたと思ったら、一気に冬が来て、急いでこたつの用意をしました、3回生の三戸です。
ジャンキャリが無事終わり、今回は4回生の先輩の卒研報告でした。
説田先輩の作品は、”言葉を浴びるシャワー”です。
読み取りたいのに読み取れない、受け取りたいのに素直に受け取れない言葉をシャワーの水に例えたものです。
実際に言葉のシャワーを浴びている映像を見させていただきました!本当の水のように言葉が流れていて、普段こうやって受け取れきれない言葉たちは流れていっているのだな、と視覚的に感じることができました。
岡本先輩の作品は、”振動する絵本”です。
お話の世界で起こる振動を現実世界で感じられるというものです。真っ白なページをめくると、様々な音や振動が伝わってきて、今まで体験した絵本とはまた違った感覚でした!点字や日本語、英語で文章を書くつもりだとおっしゃっていて、絵本に存在する見えない壁の存在を改めて感じました。
肥田先輩の作品は、”引き出しを用いたファンタジーの世界を体験する展示”です。
子供の唯一の城である「学習机の引き出し」とファンタジーをかけ合わせたメディアアート作品で、成長するにつれて忘れてしまうファンタジーを信じる気持ちを思い出してもらおうというものです。個人的に、小さい頃妖精を信じていたので、とても興味深かったです!信じていれば、きっと会えるというものを形にしてくれるような作品だな、と思いました。
渕原先輩の作品は、”パラレルワールドを映像化したインタラクティブ映画”です。
物語の中で問われるアンケートに対する体験者の回答によって、映像が変化し、自身の選択が誰かに影響を及ぼし、誰しも価値ある存在であることを訴える作品です。映像の向こう側と自分が繋がっているという感覚を表現するのは難しいように思いましたが、そこをアンケートという形で違和感なく溶け込ませているのがすごいなと思いました!
今回は4人の先輩方の卒業研究の作品を見させていただきました!3回生は、ジャンキャリを終えたからこそ感じるものが各々あったのではないでしょうか。先輩方の背中を見て、更に成長していきたいなと思います!
【ブログ担当より 更新が遅れておりました。ブログを楽しみにしてくださっている方々申し訳ありません】