Moonwalkers 3回生岡本佳奈美です。
今回は少し前のことになりますが5/17に行われた発想ワークショップの発表を紹介します。
まず、最初の発表は「宇宙食堂の人気メニューとは」ラストの発表者フタツキアツシくんです。
タイトルは「星たちのサイダー」
彼が考えたのは1つの食堂にいながらも様々な宇宙の星々のメニューを堪能できる、いわば地球で言う”ご当地グルメフェア”のようなもの!
これはグルメたちに喜ばれそう。
そんな彼が考えたメニューとは、「サイダー」です。
星によって特性や形状、味、性質が違うものは「空気」だと言います。その多種多様な空気を封入した飲み物があれば楽しいでしょう!
「スイ星」「チチュウ星」「ビル星」「ヤミ星」のサイダーを紹介してくれました。リキュールとしてお酒で割って飲むこともできるそう。
その中でもスイ星の空気がおもしろい。
スイ星の空気は常に下に下に落下し続けているといいます。
なのでサイダーにすると泡が上から下へ落ちていくのです!
そしてもう一つおもしろいと思ったのは、ガスの形のモチーフを彼がゼザインしているところです。それぞれ視覚化されていてサイダーのパッケージになっています。ガスたちがかわいく見えました。
以上で全員の宇宙食堂の発表が終わりました。
すべての発表が個性的であり、楽しむことができました。
本当にこんな食堂がある、と思ってしまうみんなの発表に驚きましたし、これからの制作の意欲も高まったと思います!
さて、続いては紙コップの課題発表です。今日発表したのは渕原くん・森下くん・山本くん・渡辺こゆきさん・フタツキくん、そして私です。
まずは渕原くんの発表。
おもむろに紙コップを一つ取り出す彼。他の人が触ろうとすると「やめといたほうがいい」と。どういうことなのか。
彼はコンプレックスである自分の異常な手汗の量を紙コップを使って調べてみた、と言うのです。
様々な種類の映画を見てその間、紙コップを握り続ける。アクション・恋愛・サスペンス・ホラー・・・と種類は豊富です。
そして見終わった後、紙コップのしなりや色の変化を比べてみたというのです。
彼の面白かったところは、紙コップの形は全くもって変わっていないのに、その紙コップはもう紙コップではなかったところだと思います。もうそれは彼自身だったのです。紙コップが手汗によって生まれ変わった瞬間でした。
ちなみにホラー映画(パラノーマルアクティビティー)を見たときの紙コップが一番しなっており、少し強めに握られたような跡もありました。
どんどんいきます。
次の発表者は森下せいやくんです。
せいやくんは紙コップを氷の中に閉じ込め、紙コップを”イメージ化”した、と言います。
こんな紙コップは見たことがありません。
見た目のインパクトと斬新な発想に驚きました。
氷ずけにするのにも手間と時間がかかったそうです。
紙コップがすごく神秘的に見えます!!
次の発表者は山本ヤスタカくんです。
ヤスタカくんは紙コップをたくさん用意し、これらを使って大人でも童心にかえって遊べるおもちゃを作ったと言います。
「これらの紙コップの中に”ネコ”が3匹隠れています。探してみてください。」
これが問題です。
さて私たちは試行錯誤しました。
むずかしい・・・
ですがやっと!
😺!
ネコ!
CAT!!!
見つけるのは大変でしたが見つけたときの快感はなんとも言えません!大人も童心にかえって夢中になって遊べる遊びだったことは写真からもうかがえると思います。
次の発表者はこゆきさんです。
彼女は私たちが紙コップを使って「なにをしてやろうか」と色々していることがあまりにも他人事だと言いました。
なので彼女は紙コップに聞いたと言います。
「なにになりたいの?」
すると紙コップは
「ぼくはワイングラスになりたいんだ。あの煌びやかで高級感のあるワイングラスになってみたい」
と言ったそうです。
そうして彼女は作りました。
紙コップを解体し、ちぎって丸みを出すようにくっつけて、なんと紙コップだけでワイングラスをつくったのです。
土台もすべて紙コップ。だけど紙コップがワイングラスになりました。こゆきさんの手によって夢は叶えられました。
紙コップ目線に立っての発表と、彼女のレジュメが素敵でした。
次の発表は今日2回目の発表フタツキくんです。
紙コップを使って実用的なものを作りたい、という彼は音楽を手軽に部屋で聞くことができるスピーカーを作ってきてくれました。
色々なものと組み合わせた結果ティッシュボックスが一番音質が良く聴こえたそうです。
確かに音がいい具合にこもっていて心地よい音になっています。
裏はこんなかんじ。
実用性があります!これなら高いスピーカーを買わずとも音楽を部屋で楽しめます。インテリアとしても違和感が全くありません。
最後は私の発表です。
私は背骨が曲がるのを防ぐアイテムをつくってきました。その名も「背中矯正みずまるくん」
ビジュアルはこんなかんじです。
背中にある紙コップに水を入れ、肩に装着します。水がなみなみと入っているので、少しでも曲げると自分にベチャベチャとかかるので、背中を真っ直ぐにするしかない、つまり背骨が曲がるのを防ぐことができる、という商品です。
発表は商品紹介をするようなかたちでしました。新しいファッションとしてはやるでしょうか。
なかなか肩にフィットします。
緊張度を上げたいのであれば水ではなく代わりにカレーなどを入れると、意識はより背骨に向き、そして日常は刺激的なものになるでしょう。
YOUTUBEに実際に装着して歩いている様子を投稿してはどうか、と先生が言ってくださいました。
もう少し改良し、機会があれば載せるのでその時はみなさん是非見てください。
ということで紙コップ発表の前半はこんなかんじで終了しました!
発想ワークショップも残りわずかです。頑張っていきましょう。